はじまりは、両親が育てる不揃いの野菜でした。
その野菜を前にすると、
何を作ろうかと考えます。
スープにしようか。
保存食にしようか。
スパイスを合わせて、新しい一皿にしようか。
料理は、私にとって季節を受け取る方法です。
フードコーディネーターとして積み重ねてきた経験を土台に、
いまは素材や季節と向き合いながら、日々自由に料理をしています。
保存食を仕込むこと。
季節の手仕事を楽しむこと。
スパイスの香りを重ねること。
日本ワインを通して、土地の風土にふれること。
私の中では、それらはすべてひとつにつながっています。
身近な素材を、どう生かすか。
その積み重ねが、ねきの料理になりました。
店でお出しする一皿も、
日本ワインとのペアリングも、
料理教室でお伝えすることも、
その根っこにある思いは変わりません。
季節にふれ、味わい、囲む。
そんな時間を、ねきでお届けできたらうれしく思います。